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Architects

永峰 昌治

永峰昌治建築設計事務所

永峰昌治
一級建築士
1975年 神奈川県生まれ
1997年 工学院大学工学部建築学科 卒業
2000年 株式会社 若原アトリエ 入社
2021年 永峰昌治建築設計事務所設立

受賞歴
「ロードバイクのある家」
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター主催 第39回住まいのリフォームコンクール【住宅リフォーム部門】「優秀賞」を受賞。
Jackグループ主催 第8回 全国リフォームアイデアコンテスト2022「準グランプリ」を受賞。
株式会社LIXIL主催 LIXILメンバーズコンテスト2022「地域最優秀賞」を受賞。

掲載誌
「ロードバイクのある家」
「住まいの設計」 2023年4月号(扶桑社)

Works

の作品

Interview

インタビュー

Q:住宅のプランニングの考え方について教えてください。

 

新築でもリノベーションでも、その土地、住まいで一番良い場所を見つけるようにしています。

一番良い場所というのは日当たりが良く、視線が抜けて景色が良い場所です。

その一番良い場所にダイニングを配置します。なぜダイニングかと言うと、家族の一番のコミュニケーションの場所だと考えているからです。

1日3度の食事だけでなく、最近はダイニングで勉強するお子さんも多いです。

住まいの中心となり、長い時間を過ごすのに心地良い場所になればと考えています。

 

住宅のデザインは和モダンが得意です。生活スタイルは椅子とテーブルが多いですが、無垢材、漆喰や珪藻土などの左官材、障子をバランスよく使うよう心がけています。また開口部を絞って家の中に陰影を作るようにしています。陰影によって場所の性格が明確になり、使い勝手の良さや心地良さを作り出します。

 

外観はあまり大きく感じさせず、威張らないデザインになればと考えています。また、必ず軒を出すようにしています。少しでも軒が出ていれば外壁が汚れにくく、持ちもよくなります。

 

設計打ち合わせでは、スケッチを沢山描いてイメージを共有して頂きます。

居間や食堂だけでなく、子供部屋や洗面所なども描くようにしています。

図面や模型などではなかなか伝わらないことも、スケッチで補えることが多いと感じています。

 

Q:住宅の性能について

 

新築住宅の場合、UA値は0.56以下を基本とし0.46以下を目指すことも可能です。C値は1.0以下を目指して計画をしています。

日射取得や日射遮蔽についても配慮していますが、都市部の場合、お隣の建物や周辺状況を踏まえ、総合的に検討いたします。

リノベーションの場合、計画範囲やご予算にもよりますが、耐震補強、断熱材や内窓を利用した断熱リフォームを行い住宅性能の向上を目指していきます。