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住まいづくりを考えるブログ

2019/12/31その他, 断熱リフォーム

住まいの中でのダイニングスペースの重要性がなぜ増しているのか?

こんにちは。

独立系住宅アドバイザーの「高性能な住まいの相談室」の高橋です。

当社は、既存のサービスと一味違う中古住宅を購入してフルリノベを行う方をサポートする新サービス“CoCochi Reno(ココチリーノ)”というサービスを開始しました。

最大の特色は、結露がなく、夏涼しく、冬暖かい住まいを実現するために、「断熱」リノベにこだわっているということなんです。

それに加えて、独自のサービスとして、ダイニングコンサルタントによるダイニングスペースのプロデュースというオプションサービスもご提供しています。

ダイニングスペースのプロデュースと言われても、聞きなれないでしょうし、ピンとこないと思います。どういうサービスなのでしょうか?



住宅の間取りのあり方が変わりつつある
あまり住宅設計の専門家の間での議論としては、聞こえてきていないのですが、住まいのLDKに求められる機能が急激に変わりつつあります。そのことを住宅の設計者たちは、まだあまり認識していないように思います。

一昔前は、リビングにテレビがデンと据えられていて、家族みんなでテレビを見るといった光景が一般的でした。リビングが、家族のコミュニケーションの場であり、家族の絆を創る場であったのです。



それが、最近、急激に変化しつつあります。背景は、スマホやタブレットの普及です。最近の10歳代の若者は、ただテレビだけを見るのではなく、テレビを見ながら、同時にスマホでtwitterやLINEでコミュニケーションをとる。さらには、テレビを見ながらタブレットで同時に別なドラマを見るといったことが当たり前に行われています。

これを「サイマル・ビューイング」というのだそうです。子どもたちがリビングでそのような過ごし方をするとなると、リビングは、もはや家族のコミュニケーションの場ではなくなりつつあると言っても言い過ぎではないでしょう。

家族それぞれが、リビングで、それぞれの端末を個々にいじって過ごす。そういう光景が当たり前になりつつあります。

そうなると、家族のコミュニケーションをとる空間としての住宅のあり方、間取りのあり方も変化しなければならないのです。間取りなどを考える上で、その視点を持つかどうかは、これからの住まいづくりにおいてとても重要です。
ダイニングが家族にとって、より重要な空間に
リビングが、家族がそれぞれで過ごす場に変容していくとなると、家族が顔を合わせ、コミュニケーションをとる場として、ダイニングの重要性が増してきます。

確かに、子どもがある年齢以上になると、家族がそろって食事をとる機会は減っていきます。でも、それでも、たとえみんなが揃わなくても、何人かで食事をとりながら、コミュニケーションをとる場としての重要性は、リビングに対して相対的に重要になっています。



また、別な機会に触れたいと思いますが、実は中学生くらいまでは、子どもが勉強する場としてのダイニングスペースもとても重要なのです。勉強ができる子どもは、自室にこもるよりも、ダイニングスペースで勉強している傾向があるようです。それについては、改めて触れますね。

さて、いずれにしても、ダイニングが家族のコミュニケーションをとる場、家族の絆を創る場として重要性が増している以上、住宅を計画する上で、そのことを意識して、間取りなどを考えることが重要です。つまり、ダイニングスペースをとても居心地のいい空間、居心地のいいダイニングセットを置くことにより、家族、特に子どもが自然と集まる空間にすることが大切なのです。
家族の絆を創るダイニングのプロデュースサービス
このような時代背景や住宅のあり方の変化を踏まえて、CoCochi Renoでは、ダイニングコンサルタントによるダイニング空間のプロデュースサービスをオプションサービスに加えました。おそらく、日本で初めてのサービスだと思います。
ダイニングコンサルタント黒羽 雄二氏がプロデュースするダイニング
建築士として住宅の設計を学び、その後、家庭の事情から家業である表具店「ふすま屋」を継ぎ20年、3000件の住宅に上がり込んできた経験をもとに、ダイニングのプランニング、具体的な椅子・テーブルの選択方法などを、ダイニングコンサルタント黒羽雄二がアドバイスし、ダイニング空間をプロデュースします。

ダイニング空間のプランニングだけでなく、家族の「絆」を創るために最適なダイニングテーブルや椅子をコーディネートします。

なお、ダイニングテーブルや椅子の購入費用は、住宅ローンに組み込むことが可能です。(金融機関によります。)

ダイニングのプロデュースの流れ
① リフォーム会社とのプランニングに黒羽が同席します。(1~2回)
② 家族の「絆」を創るために最適なダイニングテーブルや椅子をコーディネートします。
③ ダイニングテーブルと椅子の購入費用をリフォーム会社の工事費用の中に組み込みます。
ダイニングコンサルタント黒羽 雄二のプロフィール
クロハチインテリアデザイン代表
有限会社黒羽表具店代表取締役
黒羽 雄二(くろは ゆうじ)

1969年生まれ。東京テクニカルカレッジ インテリア科を主席で卒業後、都内のアトリエ系建築デザイン事務所に就職。共同住宅や個人住宅の設計業務に従事。
28歳の時、家庭の事情から家業である有限会社黒羽表具店を継ぐ。表具店を経営しながら、リフォームやリノベーションを手掛ける。20年間のふすま工事業、内装業により、上がり込んだ住宅は3000件以上。家族の在り方は、ダイニングに現れることを、その経験のなかから体感していく。それとは別に、デザイン事務所時代に個人的興味からダイニングチェアに傾倒、独自の視点からの解説を行う。
2015年、ふすまに収納という機能を付帯したデザイン家具シリーズ「fuscoma.」を発表。
2018年、セミナー講師の甲子園と呼ばれる「セミコングランプリ」に挑戦、ダイニングと家族をテーマにしたその内容は、独自の視点とあいまって、多くの共感を呼ぶ。
2019年、セミナー講師としての活動を開始。受講者から、「初めてダイニングを意識した」「ダイニングセットを買わなくては!」など、大好評! 同時に、ブログ「ダイニングチェアの選び方」を始め、現在も毎日更新中。

主な受賞履歴
・白石記念賞
・2015 JAPAN WOOD DESIGN AWARD
・2016 OMOTENASHI Selection
・2018 セミナーコンテスト東京大会 優勝
・2018 セミナーコンテスト関東ブロック大会 優勝
※セミナータイトル「旦那の帰宅がどんどん早くなるダイニングチェアの選び方」
・2019 セミコングランプリファイナリスト
※セミナータイトル「家族の絆を作るダイニングスペースの作り方」

黒羽雄二ブログ「椅子が好き!ダイニングチェアの見つけ方」
https://ameblo.jp/dining-croha/
本サービスについては、詳しくはこちらからご確認ください。




中古住宅+フルリノベを検討されている方は、このダイニングのプロデュースサービスも併せて、CoCochi Reno(ココチリーノ)の活用をぜひご検討くださいね。
CoCochi Renoについて、詳しくは、こちらをご覧ください。
https://sml-support.com/cocochireno

ではでは。