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2024/07/26

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初期費用を抑えたい人におすすめ!中古マンションの断熱リノベーション

こんにちは、住まいるサポートの木野です。

最近、買い物をしていて「あれ?前より値段が上がっている?」と感じることが増えました。
原料高・円安・気候変動など、いろいろな背景があるのだとは思いますが、なかなか悩ましい状況です。

そして、価格高騰と言えば、新築住宅。
東京23区の新築マンションは、2023年の平均価格が1億円を超えたというニュースにはとても驚きました!

子育てには出費がつきものですが、学校や習い事など「子どもの教育費にもきちんとお金をかけてあげたい」という親御さんが多いと思います。
そう考えると、住宅にかかる初期費用はなるべく抑えたいですよね。

「費用は抑えたいけど、快適な住まいも手に入れたい!」
そんな方におすすめしたいのが、中古マンションの断熱リノベーションです。
新築に比べると、中古マンションは手に入れやすい価格帯です。初期費用を抑えながら、リノベーションすることで高性能な住まいを実現できますよ!

「リノベーションと言われても、家のどこをどうすればいいのかわからない!」という方に向けて、解説します。
✅️なぜ戸建てよりも中古マンションの方が、圧倒的にコスパよくリノベできるのか?
✅️中古マンションをリノベするときのポイントは?

このポイントを知っているかどうかで、建てる家が変わります。
ブログの内容をぜひチェックしてください。

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住まいるサポートとは…
全国で約180社の工務店やハウスメーカー、リフォーム会社と提携。
断熱・気密にこだわった高性能な住宅会社とお客様をお繋ぎする
日本で唯一のマッチングサービスを提供している会社です。
(住宅会社のご紹介は無料で行っています。)
https://sml-support.com/lp
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どうしてマンションの方が、圧倒的にコスパよくリノベーションできるのか? 


施工 : ホームテック株式会社
https://sml-support.com/cocochireno


ざっくりとした計算になりますが、中古のマンション・中古の分譲戸建てをそれぞれフルリノベーションした場合に、必要となる費用について比べてみました。

■中古マンションをフルリノベーション(面積75㎡程度を想定)
・必要なコスト…約700万円
・高断熱仕様にするための追加費用…約100万円
 合計 約800万円

■中古の分譲戸建てをフルリノベーション
 合計 約2,000万円以上

フルリノベーションとは、水回りや間取り、内装なども含めたリノベーションを指します。
中古マンションであれば約800万円以内で、一般的な新築マンションよりも高断熱な住まいに仕上げることができます!一方、中古の分譲戸建ての場合、約2,000万円以上が必要となり、家を建て替えるのと比べたら少し安い、という程度になります。

どうしてマンションの方がリノベーション費用が安くなるのか?気になりますよね!
その理由もお伝えします。

◯理由1
1つ目の理由は、マンションは鉄筋コンクリートで駆体が作られているからです。
戸建て住宅は木造が多いので、きちんと気密処理をしないと、マンションに比べて気密性が低くなります。そのため、鉄筋コンクリート造のマンションの方が、最初から気密性が高いので、追加で必要となるリノベーション費用が安くて済むというわけです。

◯理由2
2つ目は、外気に触れる面が少ないことです。
マンションは集合住宅なので、上下・隣にも住居があります。戸建てでは、建物全体と屋根・床すべてが外気に接しているので、マンションの方が外気温の影響を受けにくいです。そのため、断熱リノベーションを行う箇所が少なく済むため、必要な費用も安くなります。 

また、デザインに関しても、中古物件にはメリットがあります!
例えば、「壁をタイル貼りにしたい」など、自分の好みに応じてリノベーションを行うことができるためです。新築物件では叶わないカスタマイズを楽しむことができるのも魅力ですね。


中古マンションをリノベーションする時に、大切な2つのポイント




フルリノベーションと言われても馴染みのない言葉で、実際どのエリアを何に変えれば高性能な住まいになるのか、わからないですよね。
ここでは2つのポイントをお伝えします。

◯ポイント1:窓にインナーサッシを設置する
インナーサッシという言葉を聞いたことはありますか?
既存の窓の内側にあるスペースに入れるサッシのことを言います。
最初からある窓と、追加したサッシにはめた樹脂のペアガラスで断熱性能を高めることができるという方法です。
コストパフォーマンスも大変によくおすすめな方法ですが、欠点としては、窓を開けるときに2枚の窓を開けることになりますので、それが少し面倒に感じられるかもしれません。




◯ポイント2:玄関を高断熱化する
日本の住宅は、玄関スペースが寒い家が多いです。
これは、玄関の扉自体の断熱性能が不足していることや、経年劣化ですきま風が入ってきてしまうことが理由として考えられます。マンションの場合、玄関扉は共用部なので、自由に高断熱の扉に交換することはできないケースがほとんどです。

そこで、玄関扉ではなく、玄関扉の内側に玄関エリアを仕切ることのできる扉を追加で設置します。
平面図では「気密ドア」と書かれている部分です。
中古マンションの部屋選びのポイントは、「玄関エリアを区切ることのできる間取りであるか?」です。ここに扉が一枚あることで、外気の侵入を最低限に抑えることができます。物件探しの際には、玄関部分が独立できる間取りか?をぜひチェックしてみてくださいね。




中古マンションを断熱フルリノベするなら、ずばりこんな物件がおすすめ!


SUUMOサイトより引用https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_room/kadobeya_ms/


最後に「フルリノベをするなら、このような中古マンションのお部屋がおすすめ!」という情報をお伝えします。


◯ポイント1:他住宅に挟まれている「中住戸」
中古マンションをフルリノベするなら、他住宅に挟まれている「中住戸」(中部屋)がおすすめです!
先ほどもお伝えした通り、外気に触れる面積が少ないほど、リノベーションが必要な場所が少なくなります。
中住戸(中部屋)は、左右や上下が他住宅に囲まれているそのため、外気に触れる部分が少なく、リノベーションの観点からは角部屋よりも断然おすすめです!一般的にマンションは、最上階や角部屋が人気になりますので、分譲価格も比較的リーズナブルなのもうれしいですね。
 

◯ポイント2:玄関部分を独立させられる間取り
繰り返しになりますが、中古マンションでは、玄関の扉は共用部扱いとなるため、変更が難しい場合がほとんどです。そのため、扉自体を変更するのではなく、住まいの玄関エリアを仕切ることのできる扉を一枚追加することをおすすめしています。扉を設置するためには、玄関エリアが独立できるような間取りでなければなりません。物件選びの際には、ぜひこのポイントも覚えておいてくださいね。


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中古物件との出会いは、一期一会ですよね。
今回は中古マンションをフルリノベーションするという視点からおすすめポイントをご紹介しましたが、物件の間取りや築年数・状態によっても必要な施工は違ってきます。

「中古マンションの目星は付いているけれど、この住まいを断熱フルリノベするにはどうしたらいいのかな」と迷われている方は、お気軽に高性能な住まいの専門家である住まいるサポートへご相談ください。あなたの物件に合ったご提案をさせていただきます。

住まいるサポートは、全国で約180社の工務店やハウスメーカー、リフォーム会社と提携しているため、断熱・気密にこだわった高性能な住宅会社を無料でご紹介することができます。
オンライン相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
https://sml-support.com/lp



YouTubeチャンネルや書籍もありますので、気になるテーマをのぞいてみてくださいね。

🎦【第14回】はじめての住まいづくり講座 今からでもできる断熱リノベーションとは?

📕元気で賢い子どもが育つ! 病気にならない家――健康にも家計にもやさしい『高性能な』住まいづくり大全

📕人生の質を向上させるデザイン性×高性能の住まい: 建築家と創る高気密・高断熱住宅

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2024/07/16

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住まいづくりの初期費用と維持費用を考えよう!
こんにちは、住まいるサポートの木野です。

関東は6月後半に梅雨入りしましたが、7月になり太陽の日差しがだんだんと強くなってきました。
朝晩の比較的涼しい時間帯に外出したり、日中であれば車を使って移動される方も多いのではないでしょうか?


突然ですが、皆さんは「車の買い替え」をしたことはありますか?

✅家族が増えたので、今よりも車体の大きなファミリーカーにしたい
✅せっかく新しく購入するなら、見た目のデザインや色が自分好みの車両がいいな
✅ガソリン代のことも考えて、燃費の良いクルマの中からこれぞと思う1台を選びたい

選ぶ人の数だけ、いくつもの選択基準があると思います。
改めて考えてみると、車の買い替えは、住まい選びととてもよく似ていますね!
車であれば、少ないガソリンで長い距離を走ることのできる「燃費性能」を気にすると思いますが、
どうして住宅の場合は、燃費性能を気にしないのでしょうか?

住宅であれば、使用する電気やガスが、車のガソリンに該当します。
買ったあと/建てたあとの住まいで、電気代やガス代が安くなるならその方がうれしいですよね!?

住まいは「建てて終わり・買って終わり」ではありません。
車と同じように、所有したあとに使うことでその価値を発揮します。
ぜひこのタイミングで、新しい住まいづくりにかかる初期費用だけでなく、
ランニングコスト(維持費用)についても一緒に考えてみませんか?


⚪イニシャルコスト・ランニングコストという言葉の意味が、そもそもよくわからない
⚪維持費用なんて考えずに、買うときに一番安いお値段なのがもっともお得!
とお考えの方へ、高性能な家を建てた方がトータルで1,000万円ほど費用が安くなる理由をお伝えします!


このポイントを知っているかどうかで、建てる家が変わります。
ブログの内容をぜひチェックしてください!


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住まいるサポートとは…

全国で約180社の工務店やハウスメーカー、リフォーム会社と提携。
断熱・気密にこだわった高性能な住宅会社とお客様をお繋ぎする
日本で唯一のマッチングサービスを提供している会社です。
(住宅会社のご紹介は無料で行っています。)
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①これまで日本になかった!住宅・建築物の「燃費性能」



車選びでは当たり前の燃費性能ですが、
日本の住宅においては、これまであまり注目されてきませんでした。

一方、他国はどうなっているかと言うと、
EUでは住宅の燃費性能の表示制度を作ることが、欧州指令によって義務付けられています。
(ちなみに欧州指令とは、加盟国の国内法と同じ拘束力があり、すべてのEU加盟国に適用されるものです。)

このような背景から、EU 加盟国では住宅の燃費性能表示制度が作られています。
上の画像は、ドイツにある不動産屋さんの店頭にあった物件の画像です。
これは弊社の代表が実際にドイツを訪問した際に撮影した写真になりますが、
現地の新聞を見ても、不動産広告欄にはたとえ小さな表示であっても、必ず燃費性能が明示されていました。
それくらい、掲載されているのが当たり前の情報だということですね!



②省エネ性能表示制度、ついに今年から日本でもスタート!



EUからは大きく遅れましたが、日本でもついに省エネ性能表示制度がスタートしました。

2024年4月以降、事業者は新築の建築物を販売したり、
賃貸の広告を出すときに、こちらの省エネ性能の表示ラベルを表示することが必要となります。
(引用:国土交通省HP
もしかすると、新築物件をよくご覧になられている方はすでに目にしていらっしゃるかもしれませんし、
「まだ見たことがない」という方も、ここから確実に見る機会が増えていきます。 
急に新しい表示が出るようになったのには、このような新制度のスタートが背景にあったのですね。


もう一つ大切な点としては、将来の物件の売却額に影響があるということです。
どういうことかと言いますと、将来自宅を売却するとなった場合に、
SUUMOなどの物件情報サイトに物件の省エネ性能ラベルが掲載されるようになります。
これはつまり、住宅の性能が一目でわかるようになるということです。

高性能な住まいであれば、売却価格が高くなります。
資産価値を長く維持できる家にしたいとお考えの方には、高性能な住まいづくりがとても重要です!





<SUUMOにおける賃貸物件ページでの表示イメージ>


③なぜ高性能な家を建てるとトータルで1,000万円ほどお得になるのか?




ここからは、実際の金額についてお話をしていきます。
なぜ高性能な家を建てるとトータルで1,000万円ほどお得になるのか?
それはすばり、ランニングコストが安くなるからです!

💰イニシャルコストとは・・・
初期費用のことです。
車で言えば、車を購入するときに必要な金額のことです。

💰ランニングコストとは・・・(★高性能な住まいに住むと安くなるのはこちら)
維持費用のことです。
車で言えば、購入後、車を走らせるためにガソリンが必要ですので、ガソリン代が維持費用に該当します。
その他、タイヤがパンクすれば交換が必要になるなど、使い続けるために必要な費用のことをランニングコストと言います。




高性能な住まいに住むと安くなるのは、ランニングコスト(維持費用)です。

まず電気代ですが、2016年〜2022年(6年間)では年平均6.8%も電気代が上昇しています。
2020年~2022年の2年間だけを見てみると、なんと年平均14.7%も電気代が上昇しています。
改めて数字を見てみるとすごい上昇率ですね。

ここで最新の情報をお伝えすると、2024年7月現在、電気代の高騰は一旦落ち着きを取り戻しています。
これからのエネルギー事情を見通すことは難しいですが、
限られたエネルギーを有効に活用できる高気密・高断熱な住宅が、環境にもお財布にも優しいことには変わりありません😊




次に、メンテナンスフリー化によるランニングコスト削減についてです。

屋根・外壁・防蟻など、基本的には10年単位で住まいのメンテナンスが必要となります。
今回は屋根材をご紹介しますが、例えばジンカリウム鋼板であればメンテナンスフリー、つまりメンテナンス不要という屋根材もあります。
ガリバリウム鋼板からジンガリウム鋼板へグレードアップすると、
30坪の家で約20万円の価格アップです。
この20万円でメンテナンスフリーになるのであればお得とも言えるのではないでしょうか? 

※ブログでは屋根材だけをご紹介しましたが、
外壁材や防蟻についてもっと詳しく話を聞きたいという方は、住まいるサポートまでお問い合わせください。



高性能な住まいにすると、一般的な性能の家に比べて、住宅ローンの支払い総額は増えます。
(棒グラフの青の部分です。)
住宅ローンだけでなく、光熱費の総額・エアコンの更新コスト・外壁なども含めると、
結果的に高性能な住まいの方が約1,000万円安くなることが、このグラフからお分かりいただけると思います!

住まいづくりを考えるときには、
初期費用だけでなく、冷暖房光熱費・メンテナンス代などのランニングコストも考えながら、仕様を検討することが大切です!



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イニシャルコストとランニングコストの違いや、
何十年という長い年月で考えたときに本当にお得になる住まいはどちらなのか?など
皆さんが「知らなかった!」という情報がお伝えできていれば嬉しいです。

メンテナンスフリーで維持費用を抑えた住まいを建てたい!と思われた方は、
お気軽に高性能な住まいの専門家である住まいるサポートへご相談ください。 


住まいるサポートは、全国で約180社の工務店やハウスメーカー、リフォーム会社と提携しているため、断熱・気密にこだわった高性能な住宅会社を無料でご紹介することができます。
オンライン相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
https://sml-support.com/lp


YouTubeチャンネルや書籍もありますので、気になるテーマをのぞいてみてくださいね。

🎦【第6回】はじめての住まいづくり講座 高気密・高断熱のメリット③

📕元気で賢い子どもが育つ! 病気にならない家――健康にも家計にもやさしい『高性能な』住まいづくり大全

📕人生の質を向上させるデザイン性×高性能の住まい: 建築家と創る高気密・高断熱住宅
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