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2025/04/27

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太陽光発電の経済的メリットのポイントは『自家消費率』
こんにちは、住まいるサポートの小垣です。

前回、太陽光発電の売電価格が下がってきていて、経済的なメリットがなくなっているのでは!?というお話をしました。

今回はその『誤解』を解くことが出来ればと思います!


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売電価格が下がっていると言っていますが、実は順番が逆なんです。

経済産業省が買取価格を決めているのですが、どう決めているかというと、太陽光発電が多く使われるようになるにつれ、いわゆるFIT(フィード・イン・タリフ)制度の目的で、値段が下がっていきます。

そして今の一般的な太陽光発電の設置コストを基に、売電価格を逆算して想定IRR(内部収益率≒利回り)が3.2%になるように決定されています。

なので投資効率で言うと、基本的にずっと3.2%で想定されているので、儲からなくなっているわけではないということですね。

このあたりのお話を、エネルギーパス協会の代表理事である今泉さんが、少し前になりますが、詳しく論理的に説明されている動画を上げていますので、ぜひご覧いただければと思います。

https://youtu.be/Gu13Xsd2qHQ?si=KZXgYUTkgvsIVsXQ




こちらの図も今泉さんの動画のものですが、買取価格が下がってきても投資回収率としては下がっておらず、むしろ若干上がっていますという試算結果となっています。

こちらも詳しくは今泉さんの動画で見て下さいね。


太陽光発電の投資効率を引き上げるのには、さらに自家消費率の向上というのがポイントになってきます。

自家消費率とは何かというと、上の図をご覧ください。

オレンジ色のラインは太陽光が発電する電気で、ブルーのラインは自宅で消費した電気を表しています。

この差の部分、つまりオレンジ色に塗られてる部分が、電力会社に電気を売って売電収入になる部分ということになります。

ただし夜は発電しないため、電力会社から電気を買わなければならないのですが、現在売る単価と買う単価で言うと、売る単価の方が圧倒的に安くなっています。

そのため太陽光発電の収益性を高めるためには、自宅で使う電気の量を減らすことがポイントになってきます。

つまり、夜電力会社から買う電力量を減らして、太陽光で発電したものを自分の家で使いましょう!ということを自家消費率と言います。 

では、自家消費率を上げるためにはどうしたら良いのか、というと例えば、太陽光が発電する昼間に掃除や選択をするなどが考えられます。

ただ昼間は誰も家にいないという家庭も多いと思います。そこで一番手っ取り早いのは、おひさまエコキュートを導入して、昼間の太陽光でお湯を沸かすことです。





エコキュートとは元々原子力発電が盛んに使われた時代に、深夜電力が余っていたので深夜電力で夜お湯を沸かすという仕組みとして出てきたものでした。

しかし今はほとんどの原発が停止しているおり、深夜電力はさほど余っておらず、逆に太陽光の普及で昼間の電力が余り始めたので、エコキュートの位置づけを見直し、昼間の太陽光発電の電力で積極的に発電しお湯を沸かす商品が「おひさまエコキュート」と呼ばれるものです。

このようなものを使うことで自家消費率の向上に繋がり、太陽光の投資効率「経済的メリット」としても向上に繋がります。

また従来のエコキュートは、深夜にお湯を沸かすので、もっともお湯を使う夜まで時間が空いてしまうので、保温のロスがありました。おひさまエコキュートはその点でもロスが少なく、省エネで、経済的な仕組みと言えます。


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📹 Youtube【第18回】はじめての住まいづくり講座 太陽光パネル要らないって本当?

📚 書籍 元気で賢い子どもが育つ! 病気にならない家――健康にも家計にもやさしい『高性能な』住まいづくり大全

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2025/04/11

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東京都の太陽光パネル義務化の話
こんにちは、住まいるサポートの小垣です。

今回は東京都の太陽光パネル義務化についてのお話を出来ればと思います。

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前回、他の国々では太陽光発電の設置義務化は進んでいるとお話をしました。

日本では東京都が先進的に始めていますね!

この制度を、高性能住宅の普及促進を図ってる専門家は「素晴らしい制度だ」と言っている方がほとんどですが、一方で批判的な意見もあり、議論が分かれてる印象を受けています。




それでは、東京都の制度をしっかり理解してみましょう!

設置対象は、延べ床面積2000平米未満の建物で、都内での年間の施工販売延べ床面積が2万平米以上という大手の業者が義務化の対象になります。

大手ハウスメーカーの上位50社程度が対象になるということですね!




また日照条件も考慮されいて、設置すべき建物の割合を地域ごとに30%・70%・85%というように区分しているので、太陽光パネルを設置しても意味がないような場所には、設置しなくても大丈夫です。

この部分を誤解されている方が多いようで「東京のような日当たりが悪い環境に、太陽光を義務化するのは何事だ」というふうに言う方もいるようですが、そこはしっかりと配慮されているということですね!

このように非常によく考えられた制度になっています。

さらに補助金制度もかなり充実しているようなので、東京都で家を新築するのであれば、よほど条件が悪いところ以外は、太陽光を設置しないという選択肢はないのではないでしょうか。


しかしここで、太陽光発電の売電価格、買取価格がどんどん下がっているため、太陽光に批判的な方々は「経済的にペイしないんだから今更設置するのは無しではないか」と言う方もいます。



確かに最初の頃(2015年度)の33円に対して、2023年度は16円まで下がってきています。そんな中経済的なメリットが本当になくなってるのか?というと、ここも誤解があるところのようです!

この続きは次回にしますね。

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