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2025/07/12

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地震に強い家を建てたい人必見!建築基準法の耐震基準が不十分な理由
こんにちは、住まいるサポートの小垣です。

前回に引き続きこちらの動画を参考にご紹介いたします。

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住まいるサポートとは!?
全国で約200社の工務店やハウスメーカー、リフォーム会社と提携。
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皆さんは、家を建てる際に「耐震等級」という言葉を聞いたことがありますか?

地震の多い日本では、建物の耐震性能は非常に重要なポイントです。

建築基準法で最低限求められている耐震性能は「耐震等級1」です。




これは、震度6強から7程度の地震に対して、建物が倒壊・崩壊しないレベルとされています。

一見十分そうに思えますよね?

でも実はこのレベル、「倒壊・崩壊しない」というのは「建物が完全に潰れて、中にいる人が即座に命を落とすようなことにはならない」という意味合いが強いんです。

建物はぐにゃっとなっても、完全にぺちゃんこにはならないイメージですね。

つまり「命は守れるかもしれないけれど、地震の後にその家に住み続けられるか、または使い続けられるかは保証されない」レベルだということなんです。



また耐震等級1は、震度6強から7程度の「1回の大きな地震」に耐えることを想定しています。

もし数日中に同じ規模の大きな余震が繰り返し来た場合、その揺れには対応できない可能性があるんです!

一方、より上位の等級として「耐震等級2」、「耐震等級3」というものがあります。

耐震等級2は建築基準法の1.25倍、耐震等級3は1.5倍の耐震性能を持つレベルです。

できれば、これからの住宅は耐震等級3の性能を確保することをお勧めします。

耐震等級3の性能を示す例として、熊本地震が挙げられます。

熊本地震では震度7の揺れが2回も発生しましたが、耐震等級3で建てられた建物は、ほとんど被害がなく、地震の後もそのまま住み続けることができたという事例が多く報告されています。

このレベルであれば、かなり安心して暮らせると言えるでしょう。

さらに、国が推進する「長期優良住宅」の認定基準も、これまでは耐震等級2で良かったものが、現在は耐震等級3が必要に変更されています。(壁量基準の場合)




これから長く、例えば60年や100年といった期間、資産価値として家を維持していきたいと考えるなら、やはり耐震等級3を確保することをお勧めします。

安全・安心な暮らしのためにも、耐震等級1で満足せず、ぜひ耐震等級3を目指して家づくりを検討してみてください。

次回は、耐震等級「3」と「3相当」の違いについて詳しくお伝えできればと思います。


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住まいるサポートは全国で約200社の工務店やハウスメーカー、リフォーム会社と提携しているため
断熱・気密にこだわった高性能な住宅会社を無料でご紹介することができます。
オンライン相談も受け付けていますので、お気軽にお問合せください。
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Youtubeチャンネルや書籍もありますので、気になるテーマをのぞいてみてくださいね。

📹 Youtube 長く家に住み続けたい人必見!耐震性能を考えないと倒壊する可能性あります
📚 書籍 元気で賢い子どもが育つ! 病気にならない家
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2025/07/02

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【必見】2025年4月から家づくりのルールが変わる!何がどう変わるのか徹底解説
こんにちは、住まいるサポートの小垣です。

今回からは『【注文住宅】長く家に住み続けたい人必見!耐震性能を考えないと倒壊する可能性があります。』こちらの動画を参考にして、ご紹介していきたいと思います。


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これから夢のマイホームを建てようと考えている皆さん、ちょっと注目してほしい情報があります!

実は、今年4月1日から建築基準法が改正されました。





私たちの身近な多くの家、特に2階建て以下の一般的な木造住宅は、これまでは「4号建築物」に分類されていました。

そして「4号特例」という制度があり、構造関係規定などの一部審査が省略されていました。

これは、設計や工事監理を行う建築士に構造や防火・避難規定の遵守を一任するという建前でした。

しかし、今回の改正でこの「4号建築物」が廃止されたのです!

代わりに、今までの4号建築物は「新2号建築物」と「新3号建築物」に分かれ、「新2号建築物」に分類される2階建ての木造住宅なども、構造の審査が必要になりました。

これがどう影響するのかというと、まず建築確認申請の際に、構造関連の図書提出が新たに必要になりました。

これは建築士さんの業務が増えるということですね。

その結果、建築確認の費用だけでなく、設計費や建築費の上昇は避けられない状況です。

さらに、建築確認の審査期間も長くなりました。

以前の法定期間は7日以内でしたが、2025年4月からは35日以内に延長されています。

着工までの手続き期間がこれまでより長くなることを覚悟しておく必要がありますね。

この改正によって、建築基準法で要求される耐震性能の基準そのものが変わるわけではありません。


ですが、これまでは必ずしも厳密にチェックされていなかった部分がきちんと審査されることになるため、結果的に建物全体の性能は上がってくると期待されています。

これから家づくりを進める方は、この法改正をしっかり把握し、早めに準備を進めることが大切です!

次回は、建築基準法で求められている耐震等級「1」について、本当にこれで十分なのかどうかをお伝えできればと思います。

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