2021/05/20
スタッフブログ
住宅の性能を上げると家事も楽になる
あっという間に梅雨の季節になりましたね。洗濯物のことを考えると、カラッとした夏が待ち遠しいです。
さて、今回は「住宅の性能を上げると家事も楽になる」ということですが、当社にご相談に来られるお客様で、ご夫婦で来られる方の中で多いのが、ご主人は高気密・高断熱住宅にこだわっているが、奥様があまりピンときておらず「主人がYoutubeばっかり見ているんですが、私はよくわからなくて。。。」という方が時折いらっしゃいます。
高気密・高断熱は論理的に、「合理的だな」ということを理解した男性が反応する率が高く、女性の印象としては感性で「ここの空間快適!」と反応する方が多いように思います。
奥様は住宅の性能よりも、キッチンなどにこだわりたい、という方が多いのですが、実は高気密・高断熱にすることは、奥様の方がそのメリットをより多く享受できるのです。
そういった意味では、体験宿泊をして実感することが1つ、もう1つは家事が楽になるということをいかに認識してもらうかが、ご主人が奥様を説得するポイントになると思います。
こちらは「だん」という雑誌です。
2019年03号では「暖かい家は家事楽ハウス!ママが楽しく暮らせる家」という内容で、高気密・高断熱の住まいづくりに関しての情報が分かり易く整理されており、とても良いものになっています。
(今でもAmazonバックナンバーで440円程度で購入可能だったかと思います。)
この本の中で『ママ100人に聞きました。暮らしてみて「変わった」と感じることは?』というアンケート結果があります。
第1位が「光熱費が下がった」こちらは当たり前のことですが45%、それとほぼ同率の43%の方々が「家事が楽になった」と回答しています。
では、どうして高気密・高断熱住宅に住むと家事が楽になるのかということですが、この本の中で書かれているいくつかの中からご紹介したいと思います。
まず、1つ目は「冬の朝にスッキリ起きてすぐに活動できる」
普通の性能の家では、暖房を切って寝ると朝起きた時には布団やベッドから朝抜け出すことが難しい、または朝起きてから暖房を入れ家が暖まるまで活動することが難しいなどで、冬の朝が辛い方が多くいらっしゃるのかなと思います。
それが高性能な家では、暖房を切って寝てもあまり室温が低下しないため、朝スッと起きられる、パジャマ姿のままですぐに朝食の支度に取り掛かることが出来る、これがメリットだということです。
次に2つ目は「冬にキッチンで換気扇を回しても寒くない」
性能が低い家では、換気扇を回すとキッチンがどうしても寒くなるため、長時間換気扇を回すことは辛いという声を聞きます。それに対して高気密・高断熱住宅では換気扇を回してもキッチンが寒くなることはないため、快適になると言えます。
3つ目は「冬の風呂掃除も寒くない」
性能が低い家では、冬のお風呂掃除は辛いのかなと思いますが、そういったことがなくなります。
4つ目は「ホコリがたちにくいので掃除が楽」
なぜホコリがたちにくいのかと言いますと、すきま風がほとんどなく、24時間の換気設備により外気もフィルターを通して入ってくるため汚れた空気が入ってこないことが大きな理由です。
また壁を漆喰の壁にすると静電気が帯びないのでホコリが生じにくいという話もあります。
いずれにしても、ホコリが少ないとはよく聞く話ではあります。
5つ目は「家中が均質な温度なので活動的になる」
6つ目は「結露が起きないので、拭く手間がない」
7つ目は「季節ごとの物の入れ替えの多くが不要に」
8つ目は「子どもが風邪をひきにくくなる」
これは働くお母さんにとって、大きなことではないでしょうか。
9つ目は「洗濯物が室内干しでも臭くならず、すぐに乾く」
これらのことが色々と積み重なって家事がすごく楽になり、生活の質が上がるということに繋がってくると思います。
ぜひ、女性の方々にも認識いただき、高気密・高断熱の住まいを実現していただければなと思います。
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