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2021/06/17

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WITHコロナ時代に急速に変化しつつある住まいづくり~その③~

こんにちは、スタッフの鈴木です。

ついに梅雨入りでしょうか。

除湿器いらずの高気密高断熱住宅で過ごす梅雨は、まさに“quality of life”=生活の質の向上につながります。


これまで、その①・その②では、「在宅時間が長くなる観点」「家の健康性能がより大切になるという観点」からお話をさせていただきました。

まずは下のグラフをご覧ください。

株式会社リクルート住まいカンパニーが、2020年5月に実施した「新型コロナ禍を受けたテレワーク×住まいの意識・実態」調査となります。




その中の「テレワークに対する不満」1位が「オンオフの切り替えがしづらい」、2位・3位は「仕事用のスペースがない」「仕事用のデスク/椅子がない」、そして「1人で集中するスペースがない」「遮音性が低い」など、住まいの間取り等に起因してテレワークがし難いという意見が出ています。

 

また「オンライン(Web)/テレビ会議実施場所」について、下図をご覧下さい。

1位が「リビング」となっており、独身や既婚、子どもの有無に関係なく多いことが分かります。個人的な意見としては、やりにくいだろうなぁと思います。

 

しかし、これからもテレワークというものは続いていくだろうと思われますので、そのための場所・環境を確保することは、非常に重要なことだと言えます。

 

とは言っても、中々実際には場所の確保は難しいかと思いますが、例えば収納スペースのような1畳の空間でも、オンライン会議が出来る空間にすることは可能です。


そして既存住宅の場合での遮音性の確保については「インナーサッシ」を入れると、遮音性がかなり上がります。

普通の大きさの戸建住宅の窓すべてのインナーサッシ化は、100万~150万円程度で可能です。遮音性だけでなく、断熱・気密性能の向上にもなり、夏・冬快適に過ごせるようになりますので、ぜひ検討してみて下さい。

 

新築される場合でしたら、高気密・高断熱住宅にしていただければ、それに伴い遮音性も上がりますので、こだわる意味はあるかなと思います。

 

そして、最後に「子どもが賢く育つ家」についてお話したいと思います。

 

現在、在宅での学習時間が増えてきているかと思います。

 

少し古い本ですが「頭のよい子が育つ家」という本があります。

 
中学受験で有名中学校に合格した子どもたちが、どのような自宅や子ども部屋で勉強していたのかを、徹底的にリサーチしたものとなっています。

 

そこで明らかになったことは、頭の良い子どもたちは、立派な子ども部屋で勉強してはいなかったのです。

 

多くの子どもたちは、お母さんが居るリビングやダイニング、またお母さんの気配が感じられる場所を選んで勉強しているということです。

 

お母さんとなんとなく繋がっている安心感を抱ける場所で、集中することが出来るということでした。

ダイニングに家族が自然と集まり、子どもが勉強するスペースとしてプランニングすることがとても大切だということです。

 

また、2階に子ども部屋を置く場合では、家中の室温を均質にできる、高気密・高断熱住宅が望ましいと思います。そうすることで家族の存在を感じられる、オープンな空間にすることが可能となります。

 

併せて、家族の絆を創る場所も、リビングからダイニングに移ってきていると言われています。

 

以前はリビングで家族一緒にテレビを見る光景が一般的でしたが、ここ近年では、家族それぞれがスマホやタブレットを見る場になってしまっており、家族のコミュニケーションの場ではなくなりつつあります。

 

そのため、家族一緒にダイニングで食事を摂る時間が重要になってきています。

 

家族が自然に集まる場としての、ダイニングの重要性を意識することが大切です。

 
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