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2024/06/14

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おじいちゃん・おばあちゃんから子どもまで 家族みんなが元気に暮らせる健康に良い住まいとは?(前編)

こんにちは、住まいるサポートの木野です。

だんだんと暑い日が増えてきましたね。
今年の夏も猛暑が見込まれていますが、「少しでも夏を快適に過ごしたい!」と思い、
ドラッグストアでひんやりグッズをよくチェックしている今日この頃です。


「家族みんなが毎日元気に過ごす」
言うのは簡単ですが、実践するのはなかなか難しいですよね。
家族が元気でいるために、日ごろから皆さんはたくさんのことに気を配られていると思います。 

・早寝早起きを心がける
・栄養バランスの取れた食事を準備する
・身体をのびのび動かせる公園や施設へ遊びに行く

どれも大切ですし、ご家族のために毎日行動されている皆さんは、何よりすばらしいです!!

今回私からお伝えしたいのは、
健康を考える上で大切な「睡眠・食事・運動」にもう1つ、「住まい」をプラスしてみませんか?というご提案です。
高気密・高断熱な住まいで暮らすことは、おじいちゃんおばあちゃんから小さいお子さんまで、家族全員の健康につながります。

「住めば健康になる家って、一体どういうこと!?」
「健康に良い住まいって、具体的にどんなことなの?」と疑問に思われた方へ、
高気密・高断熱な家がもたらす、健康に良い暮らしについて、今回ご紹介します。

このポイントを知っているかどうかで、建てる家が変わります。
ブログの内容をぜひチェックしてください。

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住まいるサポートとは…

全国で約180社の工務店やハウスメーカー、リフォーム会社と提携。
断熱・気密にこだわった高性能な住宅会社とお客様をお繋ぎする
日本で唯一のマッチングサービスを提供している会社です。
(住宅会社のご紹介は無料で行っています。)
https://sml-support.com/lp

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① 健康を保つことができる、部屋の最低室温は18度!


WHOは、2018年「住宅と健康に関するガイドライン」を発表しています。WHOとは世界保健機関と呼ばれるもので、国連の専門機関の1つです。人々の健康を守るために国際的に活動している機関なので、皆さんもニュースで耳にしたことがあるかと思います。

そのWHOがガイドラインの中で「健康を保つことのできる、最低室温は18度である。それを強く推奨する」と表明しています。
日本の住宅の場合、冬のリビングが18度よりも低いご家庭が、実は全体の約過半数です。玄関・脱衣室・お風呂・トイレといった空間も含めると、ほとんどのご家庭が18度を保てていません。

まずは、国際機関が強く推奨する、健康を保つ最低室温に日本のほとんどの住宅が達していないことを知っていただきたいです。


②   「夏」を基準に家を設計するのは、もう古い!?



吉田兼好は徒然草の中で、「家のつくりようは夏をむねとすべし」という有名な言葉を残しました。
国語の授業で聞いたことがあるでしょうか?「家づくりは、夏が快適に過ごせることを主として考えましょう」という意味ですが、この言葉に代表されるように、現在でも工務店や設計者の方々の中には、夏を基準に設計をされる方が多くいらっしゃいます。



次に見ていただきたいのは、厚労省が発表している、月ごとに亡くなった方の人数をグラフにしたデータです。
このグラフによると、昔(1910年)は8月に値が一番大きくなっているので、夏に亡くなる方が多かったということがわかります。当時は、冷蔵庫もまだなく、物流も発達していなかったので、食あたりで亡くなる方が多かったのではないかと言われています。
そこから時代が進むごとに夏の死亡者数は減少していき、1970年には1月の値が最も大きくなっているので、一年を通して冬に亡くなる方が多いということが読み取れます。

これは、日本だけではなく、すべての先進国で共通していて、冬に亡くなる方が多いです。しかし、夏と冬で死亡者数にこれほど差が出ているのはとても珍しく、全世界でも数カ国しかありません。そのうちの1つが、日本なのです。

グラフを見る限り、「家のつくりようは冬をむねとすべし」が令和版の住まいづくりと言えるかもしれません。ぜひこのグラフのことを覚えておいてください。


③   ヒートショックで亡くなる方の人数は、交通事故の約7倍!







ヒートショックという言葉を聞いたことがあるでしょうか?近年メディアで取り上げられることが増えたので、知っているという方も多いかと思います。
ヒートショックとは、家の中の室温差に起因して、心臓や脳に負担がかかることです。血圧の変動により心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中につながる危険性があります。

少し前のデータになりますが、消費者庁はヒートショックによる死亡者数が年間1万9000人であると発表しました。これは、交通事故で亡くなる人の数と比べると、なんと約7倍も多いのです。
倒れたあと幸運にも命を取り留めたとしても、その後、寝たきりや半身不随で車イス生活となることがあります。その人数は、死亡者数の2-3倍いると言われています。ヒートショックが、健康寿命を縮める原因になっているのです。


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「睡眠・食事・運動」に「住まい」もプラスして、家族の健康を考えてみようかな?と少しでも思っていただけたでしょうか?
当たり前すぎて気づきにくいですが、毎日暮らす住まいは、とっても大切な健康に関わる要素です。
次回のブログでは、健康に良い住まいについて、健康寿命やぜんそく・アレルギーとの関係性についてご紹介します。
住まいるサポートでは、住まいづくりに関する情報をわかりやすくご紹介していますので、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。

住まいるサポートは、全国で約180社の工務店やハウスメーカー、リフォーム会社と提携しているため、断熱・気密にこだわった高性能な住宅会社を無料でご紹介することができます。
オンライン相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
https://sml-support.com/lp



YouTubeチャンネルや書籍もありますので、気になるテーマをのぞいてみてくださいね。

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