2024/06/21
スタッフブログ
おじいちゃん・おばあちゃんから子どもまで 家族みんなが元気に暮らせる健康に良い住まいとは?(後編)
前回は「高気密・高断熱な住まいに暮らすことは、家族みんなの健康につながる!」というまるでウソのような、本当のお話をご紹介しています。
「家族の健康のために、睡眠・食事・運動に加えて、住まいについても見直してみませんか?」とご提案させていただきました。
今回はヒートショックについて、そしてぜんそくやアレルギーとの関係性についてご紹介します。
高気密・高断熱な住まいであれば、ご高齢のおじいちゃんおばあちゃんも、
これから心身ともに大きく育っていく子どもたちにも、
そして何より、快適で高性能な住まいに暮らすママパパにも、
家族全員にとって良いことばかりです!
このポイントを知っているかどうかで、建てる家が変わります。
ブログの内容をぜひチェックしてください。
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住まいるサポートとは…
全国で約180社の工務店やハウスメーカー、リフォーム会社と提携。
断熱・気密にこだわった高性能な住宅会社とお客様をお繋ぎする
日本で唯一のマッチングサービスを提供している会社です。
(住宅会社のご紹介は無料で行っています。)
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① ヒートショックが起こるのは、寒い地域だけではない!
前回のブログでは、ヒートショックについてご紹介しました。
ヒートショックとは、家の中の室温差に起因して、心臓や脳に負担がかかることを言います。血圧の変動により心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中につながる危険性がありますとお伝えしました。
「ヒートショックは日本でも寒い地域の話だから、我が家には関係ない」と思っている方が多くいらっしゃいますが、それは間違いです!
次の2つの表をご覧ください。
こちらは、入浴中に心臓が止まってしまった高齢者の方の発生率を、都道府県ごとに多い順に並べたものです。
発生率1位は香川県、2位は兵庫県、3位は滋賀県と、必ずしも寒い地域ではありませんがランキングの上位におり、ヒートショックの発生率が高くなっていることがわかります。これは、温暖な地域だからこそ、住宅の性能が十分ではないために発生していると考えられます。
それに対して、2つ目の表は、ヒートショック発生率の低い都道府県です。
沖縄は別格ですが、46位が北海道、44位が青森県となっています。
北海道や東北は、高気密・高断熱住宅が普及しているので、ヒートショックあまり起きていないと言うことができます。
皆さんのイメージとは違う結果だったのではないでしょうか?
ヒートショックは、必ずしも寒い地域だけに起こることではないのです。
② 家の性能不足が健康寿命を縮めている!?
次に、健康寿命についてお伝えします。
似た言葉に平均寿命というものがありますが、これは「多くの人が◯歳まで生きますよ」という平均を表す年齢です。2023年7月に発表された厚労省のデータによると、男性が81.05年、女性が87.09年になります。
一方で、健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。つまり、入院などをせずに健康で生きられる年数のことです。
慶応大学の伊香賀先生の調査によると、暖かい住宅に住んでいる方と寒い住宅に住んでいる方を比較すると、健康寿命がなんと4歳も違うという調査結果があります。
脱衣所の室温が2℃高くなると、健康寿命を4年伸ばすことができるなんて、驚きの結果ですね。
その他、健康寿命に関わる調査として国土交通省が発表したデータがありますので、簡単にご紹介します。
・こたつがいらなくなることで、活動量が有意に増える(運動量の増加)
・1℃暖かい家の人の脳神経は、2歳若い(脳への影響)
・断熱改修後に、起床時の血圧が有意に低下(脳卒中や冠動脈疾患になるリスクの低下)
・足元が寒い家では、さまざまな疾病・症状を有する人が有意に多い(骨折・ねんざ・脱臼など、身体への影響)
高気密・高断熱な家に住むだけで、これらの疾病が予防できるのであれば、「住まいへの投資は健康への投資」とも言えますね。
③ ぜんそくやアレルギーとの関係性
最後にご紹介するのは、ぜんそくやアレルギーとの関係性です。
近畿大学の建築学部長、現在の副学長である岩前先生の調査をご紹介します。家を新築した2万4,000人にアンケート調査を行った結果です。
それぞれ引っ越し先の新築住宅は、「低断熱」「省エネ基準(一般的な日本の住宅性能)」「高断熱」と3つの断熱グレードに分かれています。
「高断熱」グレードの結果を見ると、明らかにほかの2つのグレードと比べて、「高断熱」の住宅に引っ越した方々の改善率が高くなっているのがわかります。
ここで言う改善率とは、以前の住まいで出ていた症状が、引越し後の新しい住まいで症状が発生しなくなった人の割合を指します。つまり、改善率が高いということは、引っ越しをしたあとに症状が出なくなった人の数が多いということです。
具体的な症状には、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎といったものがあります。
どうして高断熱住宅に引っ越すと症状が出なくなるのか?については、医学的にまだ立証されていません。
一般的に言われているのは、結露との関係です。
結露が起きるとカビが発生します。カビはダニのエサになりますので、このカビやダニがアレルゲンとなって、ぜんそくやアレルギーを引き起こしているのではないかと言われています。
実際に、当社のお客様からも、ご紹介した工務店で高気密・高断熱な住まいを建てて引っ越された後に「症状が出なくなった」というお声を多数いただいています。
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ご家族の健康面からも、高気密・高断熱な住宅にづくりが重要であることをお分かりいただけたでしょうか?住まいるサポートでは、住まいづくりに関する情報をわかりやすくご紹介していますので、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
住まいるサポートは、全国で約180社の工務店やハウスメーカー、リフォーム会社と提携しているため、断熱・気密にこだわった高性能な住宅会社を無料でご紹介することができます。
オンライン相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
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YouTubeチャンネルや書籍もありますので、気になるテーマをのぞいてみてくださいね。
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