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2020/11/08

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戸建住宅への単純な住み替えは、ステップアップじゃない!

こんばんは、スタッフの小垣です。

昨日11月7日は、暦の上では「立冬」でしたね。ついに冬ですね。。


さて、本日のタイトルを見て「えっ!?」と思いませんか。


皆さんは、昭和の時代に「住宅すごろく」という言葉があったのを、ご存知でしょうか。

ワンルームに始まり、アパート、賃貸マンション、分譲マンション、最後に庭付き一戸建てであがり!となり、憧れの対象となっていました。

 


今でも、お客様とお話をしていると、戸建住宅に住み替えることが憧れであり、ステップアップであると思っている方が、非常に多い印象を受けます。


もちろん、戸建住宅はマンションに比べると良い所もあります。
ただ、冷暖房の光熱費がかからない住宅という観点でいうと、マンションと比べると、戸建住宅は劣ってしまうのです。


その理由は、まずは構造にあります。
マンションは鉄筋コンクリートですが、戸建は木造か鉄骨造が一般的で、どうしても気密性能が劣ってしまいます。


また、マンションの場合、特に「中住戸」であれば、玄関側とバルコニー側の2面しか外気に面していないことになり、外気の影響を受けにくいので、より冬暖かく夏涼しい環境です。

 (ちなみに中住戸は、人気がなく価格は安いのですが、快適かつ省エネな環境なので、実はねらい目です。)

つまり、一般的な性能(省エネ基準レベル)の戸建住宅だと、マンションよりも居住環境は悪化してしまうのです。

 
下記グラフを見ていただきたいのですが、東京大学の前先生が、家を建てた方々に対して各プロセスにおいて、何を重視したかについてのアンケート調査を整理したものです。

初期段階での優先順位から順に、完成後に実際に住んでからの満足度までを見ることが出来ます。


 
緑色の線は「断熱・気密性能」のことを表しています。

冬暖かく夏涼しい家にしたいと、こだわったはずなのに、実際に引っ越してみると、こんなにも冬は寒くて夏は暑い家になってしまうなんて思わなかったと、不満を抱えている方がとても多いということが分かります。


同様に、黄色の線は「省エネ性能」について表しています。

元々省エネ性能にはそんなにこだわってはいなかったのですが、実際に引っ越してみると、思っていた以上に、こんなにも光熱費がかかるのかと、ガッカリしている方が多くいます。


前先生が言うには、家を建てた方々にとって、断熱・気密性能と省エネ性能が2大ガッカリだそうです。


つまり、満足いく住まいづくりのためには、特に戸建住宅では、断熱・気密性能にこだわることが重要であり、しっかりと意識していただくことが、とても大切なのです。


YouTubeでは高橋より詳しく説明しておりますので、ぜひご覧ください。


【YouTube】
住まいづくりを考え始めたら、まず認識しておきたいこと②
https://youtu.be/cjydCPRVF-Y


【Instagram】
https://www.instagram.com/house_consul/