2021/06/03
スタッフブログ
WITHコロナ時代に急速に変化しつつある住まいづくり~その①~

6月に入り、今年も1年の約半分が経とうとしています。
ピンクや水色、紫色に綺麗に咲く紫陽花が綺麗な季節でもありますね。
コロナでなかなか例年通りの過ごし方とはいきませんが、季節の移ろいは感じていたいものです。
そして、ついにWITHコロナ時代を迎え、住まいづくりの考え方も大きく変わりつつあります。
まずは『新建ハウジング』という業界紙の「新型コロナ・ステイホームが住生活に与えた影響は?」
というアンケート調査の結果をご覧ください。

1番多くの方々が「ステイホーム中は光熱費が高くなった(39.8%)」と回答しています。
2番目が「家族がリビングに集まって一緒に何かをしたり(見たり)会話する時間が増えた(31.8%)」
そして3番目に「家の間取や性能が原因で、ステイホーム中にストレスを感じた(30.3%)」
続いて、「家で食事を作る機会が増え、キッチン(空間)の使い勝手の悪さを感じた(30.2%)」
「在宅勤務を行ったが、家の間取りのせいで効率が上がらなかった(14.3%)」という回答されています。
これらを踏まえると、WITHコロナ時代の住まいづくりの考え方は、これまでとは変わってきています。
では、一体どのように変わっているのでしょうか。
まずは、在宅時間が長くなるという観点からは
「快適に過ごせる空間」「家事が楽になる家」「高熱費が気にならない家」であることが必要です。
次に、家の健康性能がより大切になるという観点では「健康寿命を延ばす家」「カビ・ダニが発生しにくい家」「ウイルスに強い空間」であることが必要。
最後に、家での仕事や学習が多くなるという観点からは「リモートワークに適した間取り」「子どもが賢く育つ家」であることが必要になります。

特に、「快適に過ごせる空間」であることの重要性がより高まっています。
住まいの快適性は、高気密・高断熱であることが重要であることは以前お伝えしましたが、
「なぜ高気密・高断熱住宅は快適なのか?」と思われた方は、下記の動画で詳しく説明しておりますので、ぜひご覧ください。
▼高気密・高断熱住宅の暮らしはなぜ快適なのか?
https://youtu.be/gMsCWWMy-uM
そして、こちらは省エネ住宅の第一人者である、東京大学の前先生によるアンケート調査です。

この結果から、家を建てた方々にとって「断熱・気密性能と省エネ性能」は2大ガッカリだということです。
言い換えれば、満足のいく家を建てるには、これらをきっちりと確保することが大切であると分かります。
また、写真のように「気密測定」を実施している住宅会社であるかどうかも重要なポイントでした。

この気密測定ですが、かなりの手間暇が掛かるため、実施している住宅会社が非常に限られています。
満足いく住まいづくりのためには、気密測定を実施し、気密性能を確保している工務店やハウスメーカーであるかを確認しましょう。
以上のように「快適に過ごせる空間」には高気密・高断熱の家を目指すことが大切である、ということが分かります。
そして、この続きは~その②~でお伝えしていきたいと思います。
https://www.instagram.com/house_consul/