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2021/06/10

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WITHコロナ時代に急速に変化しつつある住まいづくり~その②~

こんにちは、スタッフの鈴木です。

まだ、6月だというのに、すでに日中の最高気温が30℃を超える日が出てきていますね。

マスクを着けたままでいると息苦しくなるときがあります。

今年はより一層、熱中症対策にも気を付けたいものです。

皆さんもどうか無理をなさらず、体調の変化にはお気を付けください。


しかし、より一層暑くなる真夏や真冬にこそ、高気密・高断熱住宅は真価を発揮します。

是非、この機会にモデルハウスや宿泊体験へお出かけくださいね。



さて、前回は在宅時間が長くなるという観点から「快適に過ごせる家」が重要であるとお話しました。

同じ観点から「家事が楽になる家」も大切ですが、こちらは下記の動画で詳しく説明しておりますので、ご覧いただければと思います。
 

▼住宅の性能を上げると家事も楽になる!
https://youtu.be/88NXbN-XIFc

同じく、在宅時間が長くなるという観点から「光熱費が気にならない家」ということが重要です。


日本では、車に関しては燃費性能が重視されていますが、なぜか住宅の燃費性能はほとんど意識されていないというのが現状です。

 

しかし、ヨーロッパの国々では住宅の燃費性能を表示することが当たり前に行われています。

こちらはドイツの不動産屋さんの店頭ですが、この住宅の燃費性能が赤丸内の矢印で示されています。


日本では駅から徒歩何分であるか、という情報を重視していますが、それと同じくらい重要な情報として燃費性能を意識して、住まい選び・住まいづくりが行われています。
 

燃費性能を意識するとどう変わるのか?ということですが以前の動画で詳しくお話しておりますので、ご覧いただければと思います。

▼燃費性能を意識すると住まいづくりの選択肢が変わる
https://youtu.be/1INpf_wCzhs

それでは次に、家の健康性能がより大切になるという観点から、「健康寿命を延ばす家」であることの重要性をお話します。


WHO(世界保健機関)は2018年11月に「住宅と健康に関するガイドライン」を発表しています。

そこでは、健康を保つ最低室温は18度でありそれを強く推奨すると言っています。

日本の既存住宅の多くは、冬に家全体を18度に保つことが出来ていないと言われています。

特に、日本の住宅は冬の脱衣室や浴室の温度が低いため、ヒートショックの発生リスクが極めて高くなっています。

 

高気密・高断熱住宅では、家全体の温度が均質になるので、そのリスクを減らし、健康寿命を延ばすと言われています。


こちらも以前に詳しくお話していますので、下記動画をご覧下さい。


▼高気密・高断熱住宅に住むと健康寿命が延びるってホント?
https://youtu.be/2I4-vVRTOeY


同じく、家の健康性能がより大切になるという観点から「カビ・ダニが発生しにくい家」「ウイルスに強い空間」についてお話します。


こちらのグラフですが「人体の物質摂取量」ということで、人の身体に取り入れられている物質の半分以上が、住宅の空気ということを表しています。


体積ベースではなくて、重量ベースで、57%が室内の空気ということですから、家の中の空気を綺麗にすることが、健康面でとても重要であると分かります。

 

住宅に発生するカビは、年々大きな問題になってきています。



この住宅のカビに起因して、アレルギー等になっている方々が増えていることが明らかになっています。

 

下図は、近畿大学建築学部長の岩前敦教授の家を新築した方々24,000人に対するアンケート調査の結果です。

新築した家の断熱グレード別に、前の家では症状があったが新しい家では症状がなくなったという「改善率」を表しています。

 

より高断熱な家に引っ越した方々の方が、症状が改善していることが分かります。


つまり、アレルギーや喘息の症状を抑えるという意味では、省エネ基準レベルの性能では不足しているということです。


では、高断熱の家にするとなぜアレルギーや喘息の症状が抑えられるのかということですが、まだ医学的には立証されていませんが結露との関係と言われています。

EUの国々では「結露を引き起こすのは誤った設計であり、人の健康を害する瑕疵である」と言われています。

 

日本では、今でも新築の住宅で結露が起きるのが当たり前となっていますが、住宅に要求される性能レベルや考え方が、EUの国々とは根本的に違うということが分かります。

またカビやウイルスに関しては湿度が非常に重要です。

 

人間にとって快適な湿度は40%~60%の間となり、60%を超えるとカビの増殖が始まります。そして80%を超えると急速にカビ・ダニが増えると言われています。

 

一方で湿度が40%を切るとウイルスが活性化してしまうので、湿度をしっかりとコントロールすることが重要だと分かります。

 

内装の仕上げ材として、当社がオススメしている「漆喰」は、強いアルカリ性を持っており、カビ・ダニやウイルスを分解する能力があります。
 

こちらについても詳しくお話させていただいておりますので、ぜひご覧下さい。

▼漆喰は理想の内装仕上げ材?
https://youtu.be/wBqUJS4NspI

それから「電気集塵機」というものがあります。

 

現在の建築基準法では、新築の住宅では24時間換気設備を設置することが求められており、



吸気の部分でフィルターを通して粉塵等をある程度綺麗にし、室内に取り込むということを行っています。

 

フィルターでPM2.5やウイルスを除去しようと思うと、目が細かく値が張る「へパフィルター」というものを使用しなければいけません。



当然ですが、目詰まりを起こすと換気の効率が落ちてきてしまうので、お金も掛かってしまうし効率も良くありません。

 

それに対して電気集塵機では、吸気側の入口で空気に電圧をかけイオン化させて、吸着させるという方法です。

ウイルスやPM2.5等もほとんど除去することが可能となり、さらにフィルターが不要のためメンテナンスも簡単であり

ランニングコストが掛からないので、個人的には、この電気集塵機をお勧めしております。


次回は“コロナ時代シリーズ”最終回となる~その③~になります。

是非お楽しみに!

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